【外国映画ベストテン】
10位 カラー・アウト・オブ・スペース-遭遇-(2019/リチャード・スタンリー)
9位 ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019/オリヴィア・ワイルド)
8位 透明人間(2020/リー・ワネル)7位 テネット(2020/クリストファー・ノーラン)
6位 パラサイト 半地下の家族(2019/ポン・ジュノ)
5位 マンク(2020/デヴィッド・フィンチャー)
4位 アングスト 不安(1983/ジェラルド・カーグル)
3位 もう終わりにしよう。(2020/チャーリー・カウフマン)
2位 ブルータル・ジャスティス(2018/S・クレイグ・ザラー)
1位 キャッツ(2019/トム・フーパー)
次点が多いのですが、『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』、『フ
総評としては、優れた映画作品を選んだというよりも、今年を思い
たとえば、『テネット』なんかは、これはハリウッド映画と
『透明人間』はあらゆる意味で完成され切っていて本当に楽しく観
逆に『カラー・アウト・オブ・スペース』はラヴクラフト原作とい
そして、『ブルータル・
1位に選んだ『キャッツ』ですが、この映画が今年のベストワ
また、私事ですが、恋人と付き合う前に初めてのデートで観た映画
ちなみに、別枠として「本当にありがとうございました賞」は『マ
【日本映画ベストテン】
10位 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020/石立太一)
9位 37セカンズ(2020/HIKARI)
8位 眉村ちあきのすべて(仮)(2020/松浦本)
7位 スパイの妻(2020/黒沢清)
6位 眠る虫(2020/金子由里奈)
5位 初恋(2020/三池崇史)
4位 魔女見習いをさがして(2020/佐藤順一、鎌谷悠)
3位 VIDEOPHOBIA(2019/宮崎大祐)
2位 のぼる小寺さん(2020/古厩智之)
1位 MOTHERS(2020/関麻衣子)
次点は特にありません。今年はあまり日本映画を鑑賞出来ておりま
今年は『のぼる小寺さん』が1位だと確信していたくらいには大好
結果、1位に選出した『MOTHERS』は、それにふさわしい力
そして、別枠として「本当にありがとうございました賞」は『呪怨
【きらい3本】
1 バイバイ、ヴァンプ
2 アルプススタンドのはしの方
3 はちどり
『はちどり』は台湾映画のフリをした韓国映画で、私が欲求する韓
『アルプススタンドのはしの方』は、「はしの方』のナードな人間
『バイバイ、ヴァンプ』は映画ではなく、水洗トイレでさえ流し切ることのできないビ
本来ならば、ベストテンすら選出するか迷ったのですが、これは毎年恒例のアソビなので取り急ぎ決行するに至りました。と言うのも、2020年は文字通りに未曾有の一年となり、例年に比べて圧倒的に劇場で映画を鑑賞する回数が減少したからです。
例年であれば、各作品ごとに簡素な感想を書き連ねるのですが、今年は総評のみとさせていただきます。映画館、あるいは「映画」そのものが大きな打撃を食らった今年は、ぼくのような映画ファンにとって、本当にナーバスな一年間でした。
ぼくは映画館が好きです。あの暗闇で、見ず知らずの人々と影を、光を見つめている時間がたまらなく好きです。ところが、ぼくらの居場所はファッキンウイルスに奪われ、楽しみにしていた新作は次々と公開延期の判断が下されていきました。
こういった状況は、実は初めてのことではありません。あの震災のときもそうでした。2011年3月10日、ぼくは茨城県の映画館で『英国王のスピーチ』を観ていて、それから2011年4月15日に『エンジェル・ウォーズ』を観るまで、映画館には行くことが出来ませんでした。
当たり前のように映画館へ通っていたぼくにとって、こういった習慣が一時的に抑制された状況は、たまらなく辛いことでした。映画を観て、映画について何かを書くという行為から遠く離れることを余儀なくされて、ぼくは本当に寂しかったです。
しかし、それは同時に、自分がどれほど映画が好きなのかということを気付かせてくれる機会でもありました。映画館が閉まっていても、配信で優れた作品が鑑賞できる時代にもなり、一憂している暇が無いことにも気付かされました。
どんな状況であれ、何かがぼくらから映画を奪うことは、絶対に出来ないのです。
最悪な時代に、最高に素晴らしい作品たちに出会えたことに最上の感謝を。
そして来年が、誰しもにとって素敵な年になりますように。
『シン・エヴァンゲリオン』と『シン・ウルトラマン』は来年のベストの何位かな……
それでは、映画が好きな皆さんも、映画なんて嫌いな皆さんも、逆境の時代で楽しくたくましく生きる全ての皆さん、本当に良いお年を!
【追記】
ぼくも拝聴しているポッドキャスト『底辺文化系トークラジオ「二十九歳までの地図」にて、ベスト10&ワースト3に関するメールを拝読いただきました。メールを送った時点から、少しだけ順位も変わっています。パーソナリティの皆さまから「10本に絞れよ!」「シネフィルぶったエスプリ野郎!」「惚気てんじゃねえ!」など有難いお言葉も頂戴しております。サイトでストリーミングでも、ポッドキャストアプリでダウンロードしてでも聴くことができます。是非お聴きくださいませ。
ちなみに、ぼくのメールが読まれるのは55:30〜1:08:46です!
【ウェブサイト】↓
底辺文化系トークラジオ「二九歳までの地図」:Apple Podcast内の第三一六回 2020年・映画ベスト10&ワースト3(パート3/リスナー編)https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E4%25B8%2580%25E5%2585%25AD%25E5%259B%259E-2020%25E5%25B9%25B4-%25E6%2598%25A0%25E7%2594%25BB%25E3%2583%2599%25E3%2582%25B9%25E3%2583%258810-%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25883-%25E3%2583%2591%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25883-%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%25E7%25B7%25A8/id1093724226?i=1000503942860&at=10l8JW&ct=hatenablogpodcasts.apple.com